お米には精白米、胚芽米、玄米と、精米の仕方によりお米の種類が分けられます。
普段多くの方が食しているのは精白米です。収穫したお米から胚芽とぬか層を取り除いた物を指します。胚芽米は胚芽が残った状態のもの、玄米は胚芽もぬか層も残った状態のものを指します。
それぞれ栄養価も異なります。
胚芽とぬか層を取り除き、胚乳の部分だけになった状態が精白米です。胚乳の部分は大部分がデンプンでできています。副菜との相性がよく、噛めば噛むほど甘みを感じることができます。
デンプン以外にはタンパク質やビタミンB1・B2、マグネシウムや鉄といったミネラルも含んでいます。
胚芽米は胚芽に含まれているビタミン・ミネラルが摂取できるので精白米よりも多くの栄養を摂取することができます。
胚芽米にはビタミンB1が多く、精白米の3倍も含まれています。ビタミンB1はイライラや倦怠感の解消にも役立つと言われています。さらに、ビタミンB群には腸内細菌を増やす働きもあり、食物繊維も多く含まれています。そのため、胚芽米は、便秘に悩んでいる方にオススメです。
玄米は収穫してからもみ殻のみを取り除いたお米です。そのため、胚芽・ぬか層に含まれる栄養も含まれており最も栄養価の高い米であるといえます。
タンパク質やミネラル、ビタミンB群やビタミンE群が豊富に含まれています。栄養バランスにも優れており、普段の生活に取り入れることで健康管理が可能になります。
ミネラルも多く、丈夫な歯、骨を作る役割や、血液をきれいにする役割もあります。
歯ごたえがあり、独特のにおいがあるため苦手という方も少なくありません。しかしよく噛んで食べることで満腹中枢も刺激され、食べ過ぎを抑えることができます。また、食物繊維は精白米の8倍も含まれています。便秘が解消され、さらに食べる量が少なくなれば、ダイエット効果も期待が高まります。
女性の方にはぜひ普段から玄米を食べて頂きたいです。
当店で取り扱っているミルキークイーンは、精白米だけでなく玄米も販売しています。普通の玄米よりも食べやすいため、玄米が苦手と言う方にもオススメです。